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介護施設に広がる労働法違反の対処法2つ

お仕事の悩み

2019/01/19

労働法違反の存在に気付いたときに、あなたはどのような行動を取りますか?

直接責任者に訴えたとしても、おそらく無視されてしまうでしょう。

最悪の場合、その職場で働き続けるのが難しくなってしまうことがあります。

今の職場で働き続けたいけど、そのためにある程度は労働法違反を我慢しなければいけないのかな...」
などと思っている方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、間違っていることを我慢する必要はないのです。

今回は労働法違反を発見したときの対処法をお伝えします。

労働法違反の対処法

ひとつ前の記事で労働法違反の事例をお伝えしました。

そこで紹介したような事例があなたの身にも生じた場合、あなたが取るべき行動は2パターンあります。

①労働基準監督署に相談

労働基準監督署に相談すると、担当者から具体的な対処法のアドバイスをもらえます。

相談する前に証拠を集めたり、トラブルの内容を整理しておくとスムーズです。

相談の結果、悪質であると判断されれば事業所に対して是正勧告が出されます。
是正勧告が出されると、事業所は改善に向けて動かざるをえません。

労働基準監督署に相談すればあっという間に全てが解決するのかと思われますが、実はそうではありません。
監督官の数が不足しているので、対処には時間がかかります。

また、労働基準監督署は労働基準法違反の問題を取り扱う組織なので、明確に労働基準法違反と判断されなければ動いてくれません。
パワハラやセクハラといったトラブルには対処してくれないのです。

そのような問題にも対処してくれる組織として、ユニオンというものがあります。

ユニオンについては次にご説明します。

②ユニオンに相談

ユニオンとは、個人で加入できる労働組合のことです。

基本的に労働組合は企業毎に結成されていることが多いですが、ユニオンは様々な企業に属している労働者が加入しています。

ユニオンが持つ高い交渉力によって、自分一人では解決できない問題を解決してくれます。
前述のように、ユニオンの場合はパワハラやセクハラといった問題にも対処してくれます。

労働基準監督署よりも、こちらの方が気軽に相談できるかと思います。

参考までに、介護業界で働く人向けのユニオンとして、日本介護クラフトユニオン(NCCU)というものがあります。

【引用】 日本介護クラフトユニオン(NCCU)
http://www.nccu.gr.jp/

ユニオンの存在を知らなかった人も意外と多いのではないでしょうか。
問題を解決することは職場の改善だけでなく、業界全体の改善にもつながっていきます。
労働基準法違反に気付いたら、まずは相談という一歩目を踏み出してみましょう。

【参考】
介護職場の違法状態は改善できる! 労基「是正勧告」で改善された事例
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20160808-00060851/
ハタラクエスト「通報してやる!労働基準監督署での全手続きとトラブル解決のポイント」
https://hataraquest.com/notification-of-labor-standards-inspection-office

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