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これってパワハラ?~介護職の現場で起こるパワハラ~

ブラック施設の特徴

2019/01/20

近年、〇〇ハラスメントという言葉をたくさん耳にするようになりました。

その中でも、パワーハラスメント(パワハラ)が最も有名ではないでしょうか?

パワハラとは、
「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」
(引用:厚生労働省 あかるい職場応援団)

介護職の現場でもパワハラが起こることは多いです。
パワハラの被害者になるだけでなく、気がつかないうちにあなたが加害者になっている場合もあります。

パワハラとはどういうものなのかを詳しく知っておきましょう。

今回は、介護職の現場で起こるパワハラについて紹介していきます。

パワハラの6つの類型

パワハラは下記の6つに大きく分けられます。

①身体的な攻撃(叩く、殴る、蹴る、などの暴行)
②精神的な攻撃(同僚の前で叱責される)
③人間関係からの切り離し(送別会に出席させない)
④過大な要求(他の人の仕事まで押し付けられて、先に帰宅される)
⑤過小な要求(自分の業務とは関係ない業務だけを命じられる)
⑥個の侵害(交際相手について執拗に問われる)

引用:厚生労働省 あかるい職場応援団

これらは一般的なパワハラの例ですが、介護の世界だからこそ起こりやすいパワハラがあります。

介護職の現場で起こりうる2つのパワハラのパターンを紹介します。

①上司から部下へのパワハラ

介護職の現場では、上司と部下のコミュニケーションが図りづらいという特性があります。

勤務時間に夜勤があるため、上司と同じ時間帯に仕事をすることがめったにないという職員の方もいます。
すると、当然のこととして意識のすれ違いが生じます。

たまたま一緒に仕事をした時に、「なんで教えた通りにやっていないの!」と理由も聞かずに上司が怒鳴りつけてくることがあります。

ちゃんとした意図を持って行動したにも関わらず、理由も聞かずに怒鳴られたのであれば、それは権力の乱用にあたり、パワハラに当てはまります。

②部下から上司へのパワハラ

部下から上司へのパワハラと聞いて、不思議に思った方がいるのではないでしょうか?

実は介護の世界ではこれが起こりやすいのです。
というのも、ある程度年を重ねてから介護の仕事に転職してくる方がたくさんいらっしゃいます。
すると、年下の上司と年上の部下いう構造が生まれやすいのです。

はじめのうちは年下の指導を素直に受け入れますが、ある程度経験を積むと「自分の方が社会的な経験は豊富だから」という理由で、年下の上司に向かって怒鳴るなどして意見を無理やり押し付ける人もいます。

そうなってくると、パワハラになるのです。

介護の仕事は感情労働であり、夜勤などもあるため、ストレスがたまりやすいという実情があります。
そのため、ストレスのはけ口としてパワハラが起こりやすくなってしまうのです。
パワハラの被害者になったときのため、加害者にならないためにも、しっかりとした知識と理解を身につけておきましょう。

【参考】
あかるい職場応援団
https://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/
介護のお仕事研究所「【介護職とパワハラ】パワハラ上司に悩まされている時の対処法」
https://kaigo-shigoto.com/lab/archives/3021
キャリアカルテ「介護現場での正しいパワハラの対処法」
https://c-karte.com/contents/5/58

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