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介護の仕事って施設形態によってどれだけ給料が違うの?

キャリアアップ方法

2019/01/23

給料は何で決まるのでしょうか?

実は給料は職種だけでなく、訪問介護、通所介護といった施設形態によっても給料は変わってくるのです。

そこで、今回も厚生労働省「平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果」を用いて、施設形態ごとの平均給与の違いをお伝えしていきます。

記事の中で「介護職員処遇改善加算」という言葉が出てきますが、「職員のキャリアパスの仕組みづくりや、職場環境の改善に取り組んだ事業所に対して、職員の賃金改善のためのお金が支給されるという制度」のことを意味します。

施設形態別の平均給与

平成29年9月時点における、介護職員処遇改善加算(Ⅰ)を取得している事業所の常勤介護職員の平均給与額「基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給金額の1/6)」は、施設形態別に見ると以下のようになっています。

常勤介護職員の施設別平均月給

介護老人福祉施設(特養) 322,310円
介護老人保健施設 314,560円
介護療養型医療施設 278,010円
訪問介護事業所 293,590円
通所介護事業所 264,790円
認知症対応型共同生活介護 269,920円

常勤職員の月給で見た場合、介護老人福祉施設(特養)の給料が最も高くなっており、通所介護事業所が最も低くなっています

特養や老健の給料が高くなっているのには理由があります。
特養や老健は規模が大きい事業所が多く、安定した収益を維持しているところが多いのです。
利益が職員に還元された結果として、給料が高くなっているのです。

反対に、通所介護事業所の給料が低いのは、夜勤がないことでその分の手当てが付いていないことが考えられます。

非常勤介護職員の施設別平均月給

次に、非常勤・時給で働いている介護職員の平均給与額「基本給(時給)×実労働時間+手当+一時金(4~9月支給金額の1/6)」を施設形態ごとに見ると、以下のようになります。

介護老人福祉施設(特養) 117,290円
介護老人保健施設 118,010円
介護療養型医療施設 129,020円
訪問介護事業所 90,410円
通所介護事業所 109,770円
認知症対応型共同生活介護 117,210円

非常勤・時給で働く介護職員の月給で見た場合、介護療養型医療施設の平均給料が最も高くなり、訪問介護事業所が最も低くなります。

訪問介護事業所で働かれている非常勤・時給の方は、家庭の都合に合わせて働きたいという方が多いため、他の施設形態に比べて労働時間が短くなっています。
その結果が給料の低さに表れているのです。

施設形態によって、その施設で求められる人材や能力は異なってきます。
そのため、平均給料にこのような違いが出てきます。
もちろん、同じ施設内でも色んな職種の人がいて、職種ごとに給料は異なっています。
働く施設を選ぶ際のあくまで参考になればと思います。

【参考】
厚生労働省「平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/18/index.html

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