介護業界の転職お役立ち情報

Information useful for Care Industry career change

社会福祉士・介護福祉士の働く意識~職場選びから離職理由~

介護業界の実態

2019/02/23

平成30年時点において、22万に以上の人が社会福祉士の資格を、162万人以上の人が介護福祉士の資格を持っています。

介護の世界において、これらの資格を持っている人は重宝されます。
彼らはどのような基準で職場を選び、仕事を辞めるのでしょうか?

今回は、社会福祉振興・試験センターが平成27年度に実施した就労状況調査の結果を用いて、社会福祉士と介護福祉士の就労状況についてお伝えしていきます。

資格の取得に関して

社会福祉士・介護福祉士ともに、資格を取得しようと思った動機は、「専門職としての知識・技術を得るため」が最も多く、次いで「就職・転職に有利なため」となっています。

資格取得によるメリットでは、「知識・スキルが体系化された」という回答がともに高くなっていますが、介護福祉士のみ「給与・手当に反映された」と回答した人が多くなっています。

ともに資格の取得によって、就職や転職に有利になると考えているようですが、給与や手当に関しては介護福祉士の方が資格による恩恵を受けているようです。

福祉・介護・医療分野で働く人の状況

社会福祉士・介護福祉士ともに、「高齢者福祉関係」で働く人が最も多いです。
社会福祉士の方が、障害者福祉関係、医療関係など、多種多様な分野で働いているようです。

職種について見ると、社会福祉士の場合は「相談員・指導員」として働く人が比較的多くなっています。
介護福祉士は「訪問介護員・介護職員・生活支援員」として働く人が多数を占めています。

資格の特性によって、このような違いが生じています。

職場探しと離職

現在の職場を探した方法

社会福祉士・介護福祉士ともに、「友人・知人からの紹介」が最も多く、次いで「ハローワークの無料職業紹介」が多くなっています。

友人・知人からの紹介を受けた方が、その職場の実情がわかるので、確実な方法であると言えます。

現在の職場を選んだ理由

現在の職場を選んだ理由として、社会福祉士・介護福祉士ともに「やりたい職種・仕事内容」が最も多いのですが、二番目の理由は、社会福祉士は「能力や資格が生かせる」だったのに対し、介護福祉士は「通勤が便利」となっています。

介護福祉士の場合、どこの介護施設でも資格をを生かすことができるため、通勤の便利さを重視しているものと思われます。

前の職場を辞めた理由

社会福祉士・介護福祉士が前の職場を辞めた最も大きな理由としては「法人・事業所の理念や運営の在り方に不満があった」がともに最も多くなっています。

資格を持っているだけあって、介護の仕事に対する高い意識も持っているのでしょう。
だからこそ、自分の考え方に合わない職場では働きたくないという意識が生まれ、離職につながっていると考えられます。

再び福祉・介護・医療分野の仕事を始めた理由

社会福祉士は「働きがいのありそうな職場がみつかった」が最も多く、次いで「生活費を稼ぐ必要があった」が多くなっています。
介護福祉士の場合「生活費を稼ぐ必要があった」が最も多く、次いで「この仕事を好きだと思った」が多くなっています。

社会福祉士は多様な職場で資格を生かせる可能性があるため、働きがいのある職場を求めて転職している傾向があるようです。
介護福祉士は介護の仕事が好きな人が多く、職場への不満から前の職場を辞めたものの、お金を稼ぐ必要があるために再度仕事を始めたという人が多いようです。

社会福祉士や介護福祉士の資格をお持ちの方は、ぜひ資格を活かして自分の活躍できる職場を探してみてください!

【参考】
社会福祉振興・試験センター「平成27年度就労状況調査結果」
http://www.sssc.or.jp/touroku/results/index_h27.html

カテゴリ一覧