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サービス提供責任者とは

介護の資格

2019/03/14

主に訪問介護事業所で働く「サービス提供責任者」通称「サ責」は、その名の通り、提供する訪問介護サービスの責任者です。
在宅介護の要ともなる存在で、訪問介護サービスの実施計画をたて、ホームヘルパーを指導・管理します。

尚、サービス提供責任者は、介護業務上の「役割・ポジションの呼び名」です。
介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修のように、資格・研修名ではありません。

今回はそんなサービス提供責任者の仕事内容や、就任条件についてお伝えしていこうと思います。

サービス提供責任者の仕事内容・役割

サービス提供責任者は、ケアマネジャー(介護支援専門員)やケアワーカー(介護福祉士)との連絡調整など、おもにコーディネート業務を行います。
具体的には、ケアマネが作成するケアプランに基づいた訪問介護計画書を作成して、利用者またはその家族へ説明、内容について同意を得ます。
ほかにも、担当ヘルパーとの連絡調整など、訪問介護サービスにともなう管理業務、ヘルパー(介護員)の指導や育成にも携わります。

また、要介護認定が変更になったり、利用者の要望が代わったりしたタイミングで、ケアマネージャーは関係者を集めてサービス担当者会議を開きます。
もちろん、サービス提供責任者もこの会議に出席します。
介護・看護の関係者や当事者、家族に訪問介護計画書を説明し、内容を確認・共有してもらいます。
意見があるときは相談をし、再度計画書を作り直すこともあります。

サービス提供責任者になるためには

介護事業所(居宅介護・重度訪問介護)でサービス提供責任者になるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 護福祉士資格を持っている方
  • 実務者研修を修了された方
  • 初任者研修を修了し、実務経験3年(540日)以上ある方

また、この条件については都道府県によって異なる場合があるようです。

サービス提供責任者の現状

社会福祉法人の訪問介護事業所で働くBさんの話です。

私は、同じ施設の特養の介護員を経て今の職場に異動となりました。現在はサービス提供責任者の業務をしていますが、正直しんどいと思うことも多々あります。

ヘルパー達から毎日入る利用者さんの報告を聞いたり、問い合わせがあった場合には、すぐに対応しなければいけません。その報告や問い合わせの内容も「援助の時間に訪問したけど出ない・・・」「利用者さんの体調が悪い」などの緊急性のあるものから、「洗濯機がうまく回らない・・・」「調味料が切れているけどどうしたらいいか」といったものまで様々です。

また時には、家族からのクレームや苦情等もあり、その時の状況に合わせて自分で対応したり、担当ケアマネに連絡して対応してもらうこともあります。現在は、自分で訪問に出る日もありますし、ヘルパーが急に休んだ場合、調整が困難な場合には、休みの日でも出勤することも・・・特養の時も確かに大変でしたが、サービス提供責任者になってからも、毎日残業が続いています。

(「カイゴSHOCK」より引用)

サービス提供責任者のお給料

サービス提供責任者のお給料は月給で働く人の場合、平均が24万円程度となっています。
ホームヘルパーなどと比べると少し高いですが、介護福祉士の平均給与が30万円前後である事を考えると待遇に恵まれているとは言えないかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
在宅の利用者さんの生活を支える上で、訪問介護のサービスは欠かすことができないサービスです。
その中で訪問介護をまとめるサービス提供責任者の役割も重要です。
介護職の中でのキャリアアップを狙っている方にはオススメの仕事です。

【参考】
カイゴSHOCK「実際に働いている人の声を聞いてみた」
https://kaigoshock.hatenablog.jp/entry/2018/07/25/113000
介護の資格最短ネット「サービス提供責任者とは」
https://www.acpa-main.org/saseki.html

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