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作業療法士とは(OT)~介護の現場で活きる資格~

介護の資格

2019/02/05

みなさんは作業療法士という職業をご存知ですか?
聞いたことはあってもその仕事内容やお給料、資格の取得の仕方についてはよく知らないという方が多いと思います。
作業療法士とは医療に関わる職業の一つで、リハビリテーション職に分類されます。作業とは人の日常生活におけるすべての諸活動のことで、例えば「食べること」や「お風呂に入ること」も「作業」に含まれるのです。
そして「作業療法」とはそのような「作業」に何らかの理由で支援が必要な人たちをサポートすることなのです。

今回はそんな作業療法士についてご紹介します。

作業療法士の仕事内容

主な仕事内容としては先にも述べたように作業の練習をサポートします。
もちろん最初はつきっきりでサポートをしますが、最終的には患者(または利用者)が一人でできるように、習得を支援します。
具体的には、料理や洗濯など家事の動作のほか、将棋、書道、園芸、木工、裁縫、体操などを行いながら訓練を進めていきます。
また患者によって、できることや生活スタイルは様々なので、患者に合ったリハビリテーションを提案することも作業療法士の仕事です。

作業療法士の活動場所も様々で、病院などの医療関連施設はもちろん、老人保健施設や障害者支援施設などの介護福祉関連施設、ハローワークなどの就業関連施設でも活躍しています。
特にこれからは介護施設での需要がより高まることが予想されます。

作業療法士と理学療法士の違い

作業療法士は、「応用動作と社会適応のための能力回復」を目的としています。
作業療法士を一言で表現すると、生きがい支援のスペシャリストです。
理学療法士が体の大きな動きのリハビリテーションを行うのに対して、作業療法士は手の動作や指の細かい動作などのリハビリテーションを行う場合が多いです。

一方、理学療法士は「基本動作の回復・維持・悪化予防」を目的としています。
こちらは、運動機能回復のスペシャリストといえるでしょう。
理学療法士は主に、立ち上がる、起き上がる、歩く、寝返るなど、基本となる体の動作のリハビリテーションを行います。

作業療法士のお給料

作業療法士の月収は23万円~27万円で、年収はおよそ350万円~500万円と言われています。
また、あまり多くはありませんがパート・アルバイトや派遣社員といった働き方もあり、その場合の時給は2,000円ほどとなっています。

資格の取得方法

作業療法士として働くには作業療法士国家試験に合格することが必要です。
この国家試験は受験資格がある人しか受けることはできません。
受験資格を得る方法として最も代表的なものは作業療法士の養成課程のある大学、短大、専門学校で3年以上学び、所定の過程を修了することです。

合格率自体は例年80%程度を推移しており、とても高いものとなっています。
この数字だけ見ると簡単に資格を取ることができそうな気がしますが油断は禁物です。

これは合格する実力がある人の中で80%ということになっています。

学校によっては在学中に実力が足りないと判断された人は卒業できるかどうかとは別に国家試験の受験資格が与えられないという場合があります。
したがって試験を受けてもかなりの確率で合格するといわれる人が試験を受け、その結果が80%程度の高い合格率につながっているのです。

いかがでしたでしょうか?
作業療法士という職業は、リハビリテーションの現場において大きな役割を果たしています。
専門分野が広い分、その活躍の場も広く、どのような場所で働くかによって患者さんへの関わり方も変わってくるでしょう。
介護職を希望している方は資格の取得を考えてみてはいかがでしょうか。

【参考】
介護資格プラザ「作業療法士とは?取得方法や将来性などを解説!」
https://fukushi-plaza.com/sagyouryouhousi/

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